2011年5月 5日 (木)

焼肉酒家えびすの集団食中毒に学ぶ

私は、直感的にも論理的にもナマモノが苦手だ。
肉や魚介類の生食のリスクについては前から知っており「食のリスクは、衛生上の安全と生産性が複雑に絡み合うことで生まれ、絶対的な安全は保証されない」という持論がある。

そのためか、事件当初は「食中毒を未然に防げなかった店舗側の責任は否めないが、子供に生肉を食べさせる親も非常識」と、よくある食中毒事件ぐらいに思っていた。
ところが、日が経つにつれ犠牲が増えるばかりか、成人の死者まで出す事態となり、この事件の根深さについて考えるようになった。
生食用ではない肉を、生食用として提供していた焼肉酒家えびす(株式会社フーズ・フォーラス)の過失は明らかだ。
しかし、そもそも生食用の肉が市場に流通しておらず、にも関わらずごく当たり前のように提供されていた事実に関しては、一企業が責任を負うだけで済まされる問題ではない。
部位や鮮度といった暗黙の了解はあるのだろうが、明確な基準や根拠もなく消費されていたとすればゾッとする。
今後、安全性を示す何らかのガイドラインが定められなければ、恐らく焼肉業界は打撃を受けるだろう。

また、焼肉酒家えびすは日本テレビの番組『人生が変わる1分間の深イイ話』や同番組のウェブページ上で絶賛されていたのだが、事件後、記事削除によってなかったことにされている。
情報を配信する立場として、当該記事を何の注釈も無く削除するのは恥ずべき手段であり、あまりに無責任である。

昨今は誠実さを欠いた団体を目の当たりにする機会が多く、残念でならない。
当事者は良心が痛まないのだろうか。
生きていて苦しくないのだろうか。

過去を真摯に受け止めることが未来への一歩。
この一歩を誤れば、反省は逃げ道を作る経験にしかならず、ごまかし続けて生きる羽目になる。

2011年4月30日 (土)

Dr.ホッピーが熱い

Dr.ホッピーとは、月刊チャージャーのコラムのひとつ「おまいら、医者の言うことは聞いておけ!」の筆者であり、実在の内科医である。

時節ネタや日常の素朴な疑問、現代医療に対する問題提起、疑似科学批判等等・・・無料で読める記事とは思えないぐらいクオリティが高い。
健康・医療に関心のある御仁には一読をオススメする。

2011年4月 1日 (金)

口内炎メモ

予防策や対処法など。


  • ビタミンB2を摂る
    定番。日常的に不足させないことで予防効果も。粘膜を保護したり再生を促す。肌荒れにも有効。卵、豚肉(バラ)、レバー、カリフラワー、ブロッコリー等。

  • 口内の水分を保つ
    唾液内の常在菌により雑菌の繁殖を防ぐ。日頃から心がけておくと口内炎になりにくく、口臭対策にもなる。

  • うがい
    ためしてガッテンより。口内の雑菌を洗い流し、再生を早める効果があるらしい。

  • 過度な殺菌はNG
    細胞にダメージを与えてしまい治りを遅くしてしまう。また常在菌も殺してしまうため、それほどメリットはない。

  • 投薬による治療には期待できない
    基本的に対症療法。痛みを和らげる目的では有効。

  • 傷による口内炎が水ぶくれになった場合は、ほぼ粘液嚢胞
    長期戦になりやすい。摘出すれば早く治るが、再発しやすいためオススメできない。痛みを感じる場合は口腔外科か内科へ相談を。


2011年3月28日 (月)

テレビからは伝わらない電力事情

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)以降、深刻な問題を抱える原発。
そして、それに伴う計画停電に関する興味深い記事を読んだ。


節電は主に非被災地域の住人が、供給不足によるトラブルを避ける目的で、自分達のために行うものである。
ところが「被災者のための節電」とも解釈できるTVCMの影響か「東北のために節電します!」といった誤った認識が一部に蔓延っているようだ。
勿論、無用なトラブルを避ける意味では、被災者のためにもなることを先に述べておく。

人助けのつもりで努力してきた方が、この記事を目にすると気分を害するかもしれないが、因果関係は正確に把握しておく必要がある。

また、因果関係を把握している人が、彼等と接する機会があれば、可能な限り啓蒙を試みると共に人助けに参加しようという高潔な気持ちに敬意を表していただきたい。

正しい情報を理解することは大事だが、認識の違いを争いに発展させないことも同様に大事である。

2011年3月24日 (木)

改名と今後

既にお気付きの方もいると思うが、ハンドルネームを「シンイチ(友廣)」から「友廣(トモヒロ)」に変更した。
私の素性を知る人からのアクセス増加を想定した結果の改名である。
ちなみに友廣の由来は、亡き祖父が私に与える予定だった(没になった)名前だ。

改名を機に、訪問者に有益なコンテンツを配信できるよう、努力したい。

2011年3月23日 (水)

善意の行方

自分が寄付した金銭が、どこで何に使われるかを想像したことはあるだろうか。
私は、阪神大震災の義援金が着服される事件がきっかけで、現金での募金には嫌気が差した。

痛いテレビでも指摘されていたことだが、テレビ局の募金は放送時間の都合なのか説明が少なくて不安だ。

私は、寄付する方法をクリック募金やポイントサイトで獲得した電子マネーに限定している。
これなら仮に着服されたとしても現金に比べれば精神的苦痛は軽いと思ったからだ。

人を慈しむ心というものは素晴らしいものだ。
しかし、自分の気持ちが期待した成果に至ったか否かを見届ける(或いは関心を持つ)ことも大切である。
何故なら、あなたの善意が意図とは違った結果になるばかりか、心無い連中の懐を肥やす恐れすらあるからだ。

派手なPRに目を奪われないように注意を促したい。

2011年3月21日 (月)

合言葉は不定期更新

嘘のような話だが、半年近くも放置しながら此処を気にかけていた。
人知れず此処の扱いについてずっと悩んでいた。
そして、悩み続けた結果、ブロガーにありがちな「更新しなきゃ」という漠然とした焦りから、ようやく開放されたのである。

別に大層な悟りを開いたわけではない。
私が私の意志で私のために作ったものに対し、僅かながら使命感やら義務感を持っていた―それを滑稽だと気付いただけなのだ。

たったそれだけの発見で、随分と気が楽になった。
私は狭い水溜りで溺れていたに過ぎなかったのだ。

躁的な錯覚なのかもしれないが、少し生まれ変わったような気すらする。
いずれにせよ、これで晴れて此処と向き合える。

方向性についてはもうしばらく考える必要がある。
どうか長い目で見守ってやっていただきたい。

2011年3月18日 (金)

東北地方太平洋沖地震から一週間

この度、震災および二次災害に遭われた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
また、犠牲となった多くの方々に心よりご冥福をお祈りいたします。

現在、私はとても人様を心配できるような余裕を持ち合わせておりませんが、同胞として出来る範囲の支援はして参る所存です。
一人でも多くの被災者が命を繋ぐとともに、この苦境を乗り越えられることを切に願います。

2010年10月26日 (火)

ヴァージョン33.1

春に一身上の都合で退職し、只今失業中。
希望職種の競争率が最低でも20倍のためか、書類選考を切り抜けるのもままならない状況だ。
「人材として魅力がないのか、表現方法に問題があるのか」
いずれかまたは双方が改善点で、この課題をこなせなければ、未来は厳しいものになるのだろう。
夢と希望と社会的責任のために、巧く足掻こうと思う。

2010年3月 6日 (土)

生命賛歌

常にどこかで誰かが死に、今、私はここで生きている。
彼は私より生を願っていたのだろうか。
それとも死を望んでいたのだろうか。
何も考えていなかったのかもしれないし、深く思い詰めていたのかもしれない。
思念は、命運の前ではあまりに非力で、如何なる想いも、力においては単純な現象に及ばない。
私は他人事ながら残酷な現実に胸を痛め、時折「後ろめたくない生き方とは何か?」と、考える。
その答えはいつも同じ・・・「懸命に生きる」という事だ。
だとするなら「懸命に生きる」とは何だろうか。
この答えは、いつも違う。
なるべくなら、
努力を怠らない。
何事にも全力を尽くす。
最善な選択を模索し続ける。
大切な者の利益になるよう努める。
自身に誇りを持つ。
存続を感謝する。
若しくはその全て、或いは他の何か。
今は、問い掛けを忘れないことが・・・思考の堂々巡りを無駄だと思わないことが。